FXとは? 為替で稼げる理由や仕組み、始め方をプロが解説

FXとは? 為替で稼げる理由や仕組み、始め方を解説

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FXは、異なる通貨同士の交換レート変動を利用して利益を追求する投資手段です。

為替市場は24時間営業で、価値が常に変動しています。

この動きに着目し、正確な予測を行うことで、個人投資家も大きな収益を得ることが可能です。


この記事では、FXの基礎から始め方まで、初心者にも分かりやすく解説します。

初心者の方が気になるFXのリスクと回避する方法についてもプロの目線から丁寧に紹介するので参考にしてみてください。

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FXについて知りたい…

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FXの始め方は?

現役FXトレーダー
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FXを始める上で大事なことは基礎的な内容をきちんと理解することです。

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FXとは?

FXとは?

FXとは、「Foreign Exchange」の略語で、外国為替証拠金取引を意味します。

一般的にFX取引では、為替の変動を活かした「為替差益」と、2国間の通貨の金利差を利用した「スワップポイント」の2つの利益を追求します。

為替差益

取引時レート決済時レート為替差為替差益 or 損
1ドル = 100円1ドル = 110円+10円為替差益
1ドル = 110円1ドル = 100円-10円為替差損
為替差益(円) = 外貨の数量 × (決済時レート – 取引時レート)

為替差益は、外国為替市場での取引において、通貨の価格が取引時と決済時で変動した際に生じる利益のことです。

具体的には、取引時に購入した通貨が、後に取引時の価格よりも上昇した場合、その価格差に応じて利益が生まれます。

たとえば、上の図のように、1ドル=100円のレート時に100ドルを買ったとします。

その後、1ドル=110円になったときに100ドルを売るとします。

この場合、為替差は10円となり、為替差益が発生します。

つまり、1ドル100円だったものが、110円に上がったため為替差益で利益が得られることになります。

現役FXトレーダー
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FX取引では、通貨の買値と売値の差額と、通貨の価値の変動によって、利益が出ます。


スワップポイント

スワップポイントとは、異なる通貨のペアを保有し続けることで発生する、金利差調整分の利益/損失のことです。

通貨ペア金利差スワップポイント
米ドル/円米国の金利 – 日本国の金利米ドルを買っている場合はマイナス、円を買っている場合はプラス
ユーロ/円欧州連合の金利 – 日本国の金利ユーロを買っている場合はマイナス、円を買っている場合はプラス
豪ドル/円オーストラリアの金利 – 日本国の金利豪ドルを買っている場合はマイナス、円を買っている場合はプラス
スワップポイント = 通貨の数量 × 金利差 × 日数

たとえば、100万円分の米ドル/円の買いポジションを1週間保有した場合、米国の金利が1.0%で日本国の金利が0.1%の場合、以下のようにスワップポイントが計算されます。

スワップポイント(円) = 100万円 × (1.0% – 0.1%) × 7日 = 4,200円

この場合、スワップポイントは4,200円のプラスとなります。つまり、4,200円の利益になります。

株式投資や投資信託では、配当や分配金が毎月、半年に1回、あるいは年に1回しか得られませんが、FXのスワップポイントはポジションを保有し続ければ毎日受け取ることができるのが魅力です。

ただし、FXでマイナススワップのポジションをキープすると、スワップポイントが支払われることになるため、注意が必要です。

FXの手数料はスプレッドだけ

FXの手数料はスプレッドだけ

FXの取引には、スプレッドが唯一の発生コストです。

異なる通貨間の価格差を利用するFXでは、他の金融取引で一般的な口座維持費や取引手数料は存在しません。

代わりに、取引にはスプレッドと呼ばれるコストが発生します。

このスプレッドがFX会社の主要な利益源となっています。

銀行の外貨預金や株式取引とは異なり、取引において透明性が高まり、トレーダーが取引コストをより正確に把握できるのがFXの特長です。

スプレッド

スプレッドとは、FX取引で外貨を買うときと売るときの価格の差額のことです。

FXでは、ある通貨を買う側/売る側のポジションから始めることができます。

通貨ペア買値売値スプレッド
米ドル/円100円100.03円0.03円
ユーロ/円130円130.02円0.02円
豪ドル/円80円80.01円0.01円
スプレッド = 売値 – 買値

スプレッドは、FX業者によって異なります。また、通貨ペアによっても異なります。

一般的に、マイナー通貨ペアよりもメジャー通貨ペアの方がスプレッドが狭い傾向にあります。

スプレッドは、FX取引で発生する手数料の1つです。スプレッドは、取引量に比例して発生します。

そのため、取引量が多いほど、スプレッドによるコストも大きくなります。

たとえば、米ドル/円のスプレッドが0.03円の場合、以下のようになります。

スプレッド(円) = 100.03円 – 100円 = 0.03円

この場合、スプレッドによるコストは、100万円の取引で30円となります。

現役FXトレーダー
現役FXトレーダー

スプレッドはFXの会社によって異なります。できるだけスプレッドの狭いFX会社を使うようにしましょう。

レバレッジを使った少額投資が可能

レバレッジを使った少額投資が可能

FX レバレッジとは、自分の資金の何倍もの取引ができる仕組みです。

たとえば、レバレッジが3倍の取引であれば、自分の資金100万円で、3倍の300万円の取引ができることになります。

レバレッジを活用することで、少額の資金でも大きな取引ができるようになります。

FXは、レバレッジという仕組みがあるため、最低4円から取引することができます。

そのため、FX は初心者でも始めやすい投資として人気があります。

レバレッジとは?

レバレッジとは、自分の資金の何倍もの取引ができる仕組みです。

たとえば、レバレッジ 5倍の取引であれば、自分の資金 100 万円で、5倍の 500万円の取引ができることになります。

資金レバレッジ取引量
100万円5倍500万円

レバレッジ取引では、FX 業者から資金を借りて取引を行います。そのため、自分の資金をすべて使ってしまうことなく、大きな取引ができるようになります。

レバレッジでは、投資資金の最大25倍まで投資ができます。

手元に3万円の軍資金があれば、最大75万円分まで投資をすることができます。

元手が少なくても大きな利益を目指せるのがレバレッジの強みです。

FX投資のメリット 6選

FX投資のメリット 6選

FXには以下の6つのメリットがあります。

  • 24時間取引可能
  • 少額から投資できる
  • 売りからでも収益が狙える
  • 金利差益でも利益が出る
  • 資金効率が向上する
  • 信託保全だから資産は安全

24時間取引可能

FXは、土日を除く24時間取引が可能です。

仕事やプライベートの都合に合わせて、好きな時間に取引を行うことができます。

体調の良いときや精神に余裕のあるときにだけ勝負ができますし、重大なニュースが発表される直前にもポジションを取ることが可能です。

世界中で行われているFX取引に参加することになるので、自ずと経済や世界情勢にも詳しくなります。

少額から投資できる

FXにはレバレッジ取引があるため、少額からでも投資できます。

少額から投資できるると、投資を始めるハードルが下がる上に、まとまった資金を用意する必要がありません。

また、少額から投資できることで、さまざまな投資方法を試すことができます。

株式投資やFXなどの投資を、少額から始めることで、自分に合った投資方法を見つけることができます。

まとまった元金が必要とされる株式投資と比較しても、始めやすいのがFXの強みです。

売りからでも収益が狙える

FXでは、通貨の価格が上がることを「買い」、下がることを「売り」と言います。

一般的に、株式投資では「買い」でしか利益を上げることができませんが、FXでは「売り」でも利益を上げることができます。

ポイント

通貨の価格は、上がることもあれば下がることもあるため、FXでは「売り」で利益を上げることできます。

通貨の価格は、経済状況や政治情勢の変化、自然災害など様々な要因で変動します。

たとえば、米ドル/円を1ドル100円の売りで入ったとします。その後、米ドル/円の価格が下がって1ドル90円になった場合、1ドル90円で米ドルを買い戻すことで、10円の利益を得ることができます。

現役FXトレーダー
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「売り」で利益を上げることができるのは、FXの大きな魅力の1つです。

金利差益でも利益が出る

FXでの主な収益源は為替差益ですが、中には、スワップ収益を目指す投資家も存在します。

ポイント

スワップ収益とは、FX取引でポジションを保有しているだけで発生する利益のことです。スワップ収益は、通貨ペアの通貨間金利差によって発生します。

なぜなら、FXは金利に対してもレバレッジが利用できるため、外貨預金よりも効率的な運用が可能だからです。

また、スワップ収益は日割り計算で毎日得ることができるため、外貨預金のような引き出し日の制約がないのも特徴です。

スワップ収益は、FX取引における重要な収益源の1つです。

資金効率が向上する

FXは、レバレッジを活用することで、少ない資金で大きな取引を行うことができます。そのため、資金効率が向上します。

たとえば、10万円の資金でレバレッジ10倍の取引を行う場合、100万円の取引を行うことができます。

つまり、10万円の資金で、10倍の利益を得るチャンスを得ることができます。

ただし、レバレッジを活用すると、損失も大きくなる可能性があります。

現役FXトレーダー
現役FXトレーダー

レバレッジを利用する際には、リスクを十分に理解した上で行うことが大切です。

信託保全だから資産は安全

FXにおける信託保全とは、FX会社が破綻した場合でも、トレーダーの預けた資金が守られる仕組みです。

FX会社は、トレーダーから預かった証拠金や取引の損益、スワップポイントなどを信託銀行に信託して管理しています。

そのため、FX 会社が破綻した場合でも、預けた資金は信託銀行によって保護されます。

FX信託保全は、日本国内のFX会社はすべて実施しています。また、海外のFX会社でも、一部の会社が信託保全を行っています。

FXのリスクと軽減する方法

FXのリスクと軽減する方法


FX取引には十分なメリットがありますが、リスクも潜んでいます。

  • 為替のリスク
  • 金利のリスク
  • レバレッジのリスク

為替のリスク

為替のリスクとは、通貨の価格変動によって損失が発生するリスクのことです。

たとえば、米ドル/円を1ドル100円で買いポジションを保有していたとします。

その後、米ドル/円の価格が下がって1ドル90円になった場合、1ドル100円で買い戻すためには、10円の損失が発生します。

為替のリスクを大きくする要因としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 経済状況
  • 政治情勢
  • 自然災害

FX取引は24時間行われているため、仕事や寝ている間に、多くのポジションを取りすぎないように注意しましょう。

最悪の場合を想定して、自動で決済してくれる損切りラインを決めておくのがベストです。

金利のリスク

金利のリスクとは、金利の変動によって損失が発生するリスクのことです。

金利のリスクを大きくする要因としては、中央銀行の金融政策が挙げられます。

中央銀行は、経済状況を安定させるために、金利を調整することがあります。

たとえば、低金利の通貨Aで高金利の通貨Bを購入していたとしても、金利の変動により通貨Bの金利が通貨Aの金利を下回れば、スワップポイントが発生しなくなります。

現役FXトレーダー
現役FXトレーダー

まずは日々のニュースから経済状況や政治状況を掴むところから始めてみましょう。

レバレッジのリスク

レバレッジのリスクとは、レバレッジを活用した取引によって、損失が大きくなってしまうリスクのことです。

レバレッジとは、証拠金を担保に、預けた資金以上の金額で取引を行うことです。

たとえば、レバレッジ10倍の取引を行う場合、10万円の証拠金で、100万円の取引を行うことができます。

レバレッジを活用すると、少ない資金で大きな利益を得るチャンスを得ることができます。

しかし、逆に損失も大きくなってしまう可能性があります。

レバレッジを活用した取引は、リスクを伴うため、自分の投資経験や知識を十分に理解した上で行うことが大切です。

ポイント

レバレッジ取引は、FXの経験をある程度積んでから行うのがベストです。最大でも10倍程度にしましょう。

初心者ならFXの元手はいくらがいい?

初心者ならFXの元手はいくらがいい?


初心者なら、FXの元手は10万円から30万円程度がおすすめです。

最低4万円あれば1,000通貨は用意できます。

4万円が必要となる理由はレバレッジが10倍以内に収まるためです。

FXは、為替相場の動きを予想して利益を狙う投資です。

初心者の場合は、為替相場の動きを十分に理解していないため、損失が発生するリスクが高くなります。

そのため、ある程度の元手を確保しておくことで、損失を限定することができます。

現役FXトレーダー
現役FXトレーダー

初心者の場合は、レバレッジを10倍以内に抑えて、リスクを下げることが大切です。

自動売買とバイナリーオプションは使うべき?

FXの為替取引には、自動売買とバイナリーオプションという手法があります。

結論から言うと、初心者の方は、まずはFXの基礎を学び、一定の経験を積んでから、自動売買やバイナリーオプションを検討するのがオススメです。

自動売買

自動売買とは、あらかじめ設定したルールに基づいて、コンピュータが自動で取引を行うことです。

  • 24時間取引が可能
  • 感情に左右されにくい
  • チャートを見る手間が省ける

人間は、感情によって取引判断を誤ることがあります。しかし、自動売買であれば、感情に左右されることなく、冷静に取引を行うことができます。

また、自動売買であれば、人間が取引を行う時間帯に関係なく、24時間365日、取引を行うことができます。

しかし、自動売買は設定をどのように行うかが勝負の分かれ目となっているため、ある程度の経験が要求されます。

バイナリーオプション

バイナリーオプションとは、取引開始時に決めた取引レートが、一定期間後にどうなるかを予想して、取引を行うことです。

具体的には、ある基準に対して今後の為替が「高くなるか」/「安くなるか」を予想してチケットを購入します。

バイナリーオプションは、取引開始から一定期間後に結果が分かるため、短時間で取引を行うことができます。

予測が当たれば、ペイアウト(配当)を得ることができます。ただし、チケットを購入する形式なので、予測が外れると投資した金額が戻ってくることはありません。

現役FXトレーダー
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バイナリーオプションを利用する場合は、十分にリスクを理解した上で、慎重に判断するようにしましょう。

まとめ

FXとは まとめ

FXとは、Foreign Exchange(外国為替)の略で、異なる国の通貨を交換する取引のことです。

FX取引では、為替相場の動きを予想して、利益を狙います。

  • 少ない資金で大きな取引が可能
  • 平日なら24時間取引が可能
  • 為替差益とスワップで収益が狙える
  • コストはスプレッドしかかからない
  • 「売り」から勝負ができる

これからFXを始める方にとっては、聞きなれない用語ばかりで戸惑うかもしれませんが、実際に手を動かして取引を学ぶことで体系的にFXを知ることができます。

FXは、世界情勢にも密接に関係しているため、取引を行うだけでも政治・経済について詳しくなります。

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